自動車が進歩するほど廃車の処理も難しくなりそう

h_086自動車がこの世に登場してからまだ百年ちょっとしか経っていません。しかし、たったそれほどの歴史であるにもかかわらず、自動車の性能はどんどんと優れてきており、日進月歩という言葉が適切であるほどに進歩してきています。自動車は日常生活において欠かせない存在でありますから、それがどんどんと進歩することに対してはとても喜ばしいものです。ただ、ユーザーの目線で見れば喜ばしいことでも、それ以外の視点、強いて言えば環境的な視点や廃車作業を行う側の視点として見ると多少喜べない部分があります。

その手を叩いて喜べない部分というのは、自動車の進歩にともなってその構成が複雑になってしまい廃車の処理が難しくなりそうなことです。廃車は車を潰すだけの作業ではなく、再利用できそうな部品やパーツを取り外すという作業も含まれています。

その際に、自動車が複雑になっていたとすれば取り外すべきものが多くなってくることや、取り外しに対して十分な注意が必要になることが考えられるのです。それゆえに、自動車が進歩するにつれて廃車処理が難しくなるという予想ができます。

実際に今現在新車として生産販売される自動車であったとしても数年前に発売された自動車に比べても複雑になっており、その年式が新しくなる毎に様々な機器やパーツが追加されて搭載されています。それゆえに、毎年毎年徐々に廃車の処理は難しくなっているとも考えられるでしょう。

参考:廃車の処分で損をしない!初心者でも得をする簡単な廃車方法

ただ、廃車の処理技術においてもその車の進歩と並行するようにどんどんと日進月歩で向上していっているはずですので、今後どれだけ自動車が進歩していったとしても環境に優しく適切な廃車処理を行っていけると思います。